現代のテクノロジーの進化というのは本当にめまぐるしいものがあります。僕が初めて自分のコンピュータを購入したのは1999年のことなのですけど、当時はまだダイヤルアップ接続が当たり前で気合の入った人はISDNを入れたりなんかしていました。ADSLや光が出るのはもうちょい先です。僕の購入したコンパックのノートPCも大変スペックが低くHDは2.6Gしかなくメモリは32メガしか積んでいませんでしたがそれでも大きく重かったし、16万円もしました。その後、2002年にMacと出会ってから本当にコンピュータが楽しくなり、自分でもウエブサイトを作ったり、ブログを始めたり、動画や音楽を作るようになりました。Macは何台か買い足したり買い替えたりしました。それから、2008年に初めてiPhoneを購入。出先でメールチェックをしたり旅行先でブログの更新ができることが嬉しかったです。
そんなわけでコンピュータとの出会いは間違いなく僕の人生を変えたのですけど、こういうテクノロジーの発達を享受できる時代に生きていることが出来て、本当に幸せにおもいます。仕事関係者と飲んだりしますと年配の方は必ず、昔は良かったという話をします。僕の母親も子育てをしていた時代が一番良かったなんていうことを言ったりもします。確かに金銭面だけから言えば昔は恵まれていたかもしれません。ただ失礼ながらその当時の人たちって結構無駄にお金を使っていることがあったのではともおもえます。僕の父親や父親の同業者をみてもそうなのですけど、車を買うにしてもゴルフ場へ乗り付けたとき押し出しが効くとかそういう基準で車を選んでいたようにおもいます。しかし確かに今は未曾有な大不況だったり自然災害は多いしで決して幸せな時代ではないのかもしれないですけど、僕にとってはよい時代です。たとえばソーシャルネットワークの発達により見知らぬ方とお知り合いになれたり、何十年も会っていなかった友人と再会できたりなんかします。他にもインターネットの発達によりお金をかけない楽しみというのが随分できるようになりまして、たとえばYoutubeの動画なのですけど、僕の高校、大学時代なんかは海外のアーティストなどというものはせいぜい雑誌のグラビアで目にするのが精一杯で、動画などは夢のまた夢でした。お小遣いで買ったレコードや、FMからエアチェックしたテープを擦り切れるまで聴いてアーティストのステージの様子を想像したりなんかしていました。特に僕はUKのプログレッシブロックが好きだったりしたのでそういったマイナーなアーティストは余計メディアでとりあげられることはなかったのです。それが今の時代になってYoutubeで好きなだけ見ることが出来、本当に幸せです。大人になって駄菓子屋で好きなだけ買い物ができる、そんな感じです。その他にも2012年秋にAmazon Kindleストアがオープンしまして、ずっと愛用させてもらっていますが、もともと読書好きだったこともあり、かなりヘビーに使わせてもらってます。これまで2年間で何百冊ダウンロードしたかわかりません。お金を出して購入するのはもちろんのこと、「無料」とか「セール」というのがあってこれが結構使えます。通勤時とか家にいて暇なときはほとんど読書です。
僕は1960年に北海道の札幌で生まれ、高校卒業まで過ごしました。1歳のころから7歳位まで父親の実家のあった北海道の旭川市に一時的に住んでいたのですが、当初、暖をとる手段というのが薪ストーブしかありませんでした。時には零下30℃にまで下がることもある厳寒の地です。その後石炭ストーブにアップグレードしましたが、よく耐えたものと思います。あれから幾星霜、学校へ行きながら、会社へ行きながら、時代の変化というものを肌で感じてきました。薪ストーブや石炭ストーブというプリミティブな生活用具とコンピュータとインターネット、あるいはソーシャルネットワーク、あまりに時代とテクノロジーの変化が大きすぎて、僕というひとりの人生の中で並列に語ることができるのが本当に不思議です。

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