Curry Cafe 2014

カレーが大変好きです。1日3食カレーでも良いくらいです。写真のようなオサレ系カフェのカレーとか、ナンと一緒にいただく南印度風ベジタリアンカレーとかももちろん食べますけど、実はジャガイモとか人参がゴロゴロ入っている「お母さんのカレー」が好きだったりします。時々衝動的に食べたくなり、週末に自分で作ったりなんかもします。いくらお母さんのカレーとは言ってももう僕もいい年だし2014年という時代を考えると僕が子供のころと同じ材料や調理法で良い筈がありません。すなわち玉ねぎは通常より多めにフードプロセッサーで細かくしてから透明になるまでよく炒めます。肉は日本橋人形町の「鳥忠」の新鮮な鶏肉を使います。玉ねぎ以外の野菜はニンニクと生姜のみ。準備ができたら圧力鍋で柔らかくなるまで煮ます。煮えたら火を止めてルーを入れるのですが、ルーは僕が子供のころからある「S&Bの印度カレー」だったりします。価格が175円とかでとてもリーズナブルだけどいい仕事しています。スーパーのカレーコーナーにはもっと高いルーもありますけどこれで十分です。

僕がカレーを好きなのはカレー自体が好きなのもありますけど、カツ丼や牛丼などの丼ものというかぶっかけ飯系のものに目がないことでしょうか。時々衝動的に食べたくなって食べますけど、本当にB級グルメというかジャンクフードだけど旨いとおもいます。それの最たるものが牛丼のチェーン店などにあるカレ牛などといって牛丼とカレーを半掛けにしたものですが、これこそマレーシアの宝香肉骨茶に比肩しうる日本の誇るソウルフードと言って良いでしょう。

カレーと言えば蕎麦屋で供されるカレーライスとかカレー丼とかも風情があって好きだったりします。外食の機会が減ってしまったので食べる機会がないですけど。

あと中華料理店のカレーというのがあって、これは西麻布とか六本木とかの高級中華料理店ではなく商店街なら必ず一軒はあるような大衆中華料理店にあるようなカレー。実は今でも幻の味として僕の記憶に残っているのですが、結婚前まで住んでいた中野の環七通り付近にあった「新雅」という大衆中華料理店で食べたカレー、30年くらい経っても未だに忘れることができません。肉はタンメンとか中華丼に入っているような豚バラ、それを野菜と共にラードや片栗粉で中華鍋で中華丼を作るようにざくざく調理したもので失礼ながら決して上等なものではありませんでした。出来上がったカレーはラードの風味が香ばしいずっしりとしたもので、まさにジャンクフードというかB級グルメというか、ソウルフードであって、キャンティとかたいめいけんのカレーと対極にあるものだと思います。この「新雅」という中華料理店は今もあるのかわかりませんが、もしあったら一度は食べてみたいものですね。

このブログのタイトルにもなっているキュリーカフェですけど、20~30年前に葉山にありました。ポパイとかブルータスとかそれ系の雑誌に出たこともあったとおもいます。当時湘南にドライブに行くたびに気になっていて一度入ってみたかったのですけどいつのまにか店がなくなっていました。スペルはこれでよかったのかな?

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