RX100

SONY RX100を衝動買いしてしまった。

僕は特に写真好きと言うわけではない。以前は自分のウエブサイトやブログなんかを運営していたので、デジカメで撮った写真をPhotoshopで画像処理して使うなどしていたのだけれど、何だかそういったことに疲れてしまい、特に近年はiPhone4や5でもかなり綺麗な写真が撮れるのでSNSに投稿する写真はこれらスマホのカメラを使っていたし、4年前に購入したミラーレス一眼のSONY NEX5も最初の数ヶ月だけ使って、あとは家人専用となってしまっていた。「もうデジカメはいらない」そんな心境だった。

しかし最近はスマホのカメラで撮った写真というものにぶっちゃけ行き詰まっていた。アプリを使えば見栄えは良くなるがなんだか薄っぺらな感じもするし、みんなが同じアプリを使うから仕上がりは同じだし、僕の場合、ネタバレするのがいやで最近はアプリを使わずに撮ったまんまをアップしていたりなんかしていた。 スマホのカメラといえばiPhone6のカメラとかもかなり良くなっていて、恐ろしい位鮮明に写る。実に驚嘆すべきものなのだけれども、鮮明なのだけれど味がない。人工的。音楽でいうと生ピアノと高ビットレートでサンプリングしたデジタルピアノの音の違いみたいなものか?表現が直接的すぎて、感性や想像力を刺激しないようにおもう。

そんなわけでスマホのカメラをやめてデジカメに戻ろうかとぼちぼち考えていた今日この頃、ある方のブログでRX100に出会ってしまい、そのデザインに一目惚れしてしまったのだ。いやNEX5もデザインは良かったけどこれもなかなかで、ハイエンドコンデジのジャンルに入るのだろうけど、いかにも所有欲を満たしてくれそうな商品である。 スペックの方は1.0型の大型CMOSセンサーとF1.8のCarl Zeissレンズ搭載でかなり暗いところに強いようである。これは買わないわけにはいかないと秋葉原まで飛んで行った。 実際購入してみると、コンパクトな割には重量感がある。デザインは特に凝っているとか、目新しいものとかではなくシンプルでコンベンショナルな手法を踏襲しているのだけれど非常に高級感がある。レンズ正面に入っているCarl Zeissのロゴもカッコいい。実際撮影してみると、確かに暗いところに強く夜景が綺麗に写る。 あと、一眼レフじゃないのに一眼レフで撮ったようないい感じのぼけ味のある写真が撮れるのが素晴らしい。こればかりはスマホのカメラじゃ出来ません。というわけでこのカメラかなり気に入っておりまして、FaceBookやInstagramの写真投稿は最近すべてこれでやっています。Wifi内蔵のメモリーカードという便利なものも出来ましたし。

sony

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