Goodbye iPhone

ぼくは2002年にiMacを購入して以来のマッキントッシュ ジャンキーである。2007年のことサンフランシスコだったかMacworld2007でジョブズがiPhoneのプレゼンをやっているのを見た。マッキントッシュジャンキーのぼくにとって、「アップルの携帯電話」を欲しくなるのは当然のこと。どうしても入手したくなった。

Macworld2007からしばらくたって日本でもiPhoneがデビュー。喉から手が出るほど欲しかったが数ヶ月待って2008年の暮れについにiPhone3Gを購入。それからiPhone4 iPhone5と買い替えた。モデルチェンジするたびに基本コンセプトは変わらないけど、速く、軽く、バグが少なくなっているのには驚かされた。

数年前からFacebookやTwitterなどのSNSを始めたのであるが、iPhoneのクライアントアプリのおかげで写真や文章などをタイムリーに投稿できた。

正に生活の一部であってiPhoneにはここ数年助けられてきたなあという実感がある。

そんなぼくがなぜiPhoneをやめることにしたか。それはiPhoneのユーザーが増えすぎてしまったこと。通勤電車の社内などでもまわりのスマホをいじっている人たちの大半がiPhoneということが多く食傷気味であること。使っているユーザーがおおよそiPhoneらしい使い方(そんなものあるのかw)をしているのなら良いのだけれど、大半がパズドラなどのゲームをやっていたりする。またユーザーの年齢層と数が増えるに比例してアプリにしても量販店とかで売っているケースとかにしても趣味の悪い子どもじみたものが増えて来ていて、iPhoneをデザインしたジョナサン アイブはどう思うのだろうか、とおもってしまう。

そんなわけでiPhoneをしばらくおやすみすることにしたのである。代替えを何にしようかとしばらく迷った。ぼく自身自他ともに認めるガジェット大好き男子なので、他の人が持っていないものを持ちたかった。かと言ってAndroidはいやだしということで、日本で扱いが無く、おそらく使っている人が少ないであろう、OSにWindows 8を搭載したNokia Lumia 636を購入した。シムフリーで海外仕様の並行輸入ものである。マニュアルなどもなくセットアップをどうしようか悩んだ。しかし今は良い時代で、好事家がいらして、ネットで調べてAPNやメールサーバーのセットアップを苦労しながらなんとか済ますことが出来た。またバッテリー交換すらユーザーの手では出来ないようになっているiPhoneとは違い、多少はカスタマイズが可能であって、デフォルトでは黒だったボディパネをオレンジのカバーを取り寄せして交換した。ストレージの増設も可能で32GBのSDカードを購入して入れている。

正規ものではないので不安はあったが特にトラブルもなくNokia Lumia 636との新しい生活を満喫している。他にはないGUIはおしゃれなだけではなく使いやすいし周囲には使っているひとが誰もいないという希少価値がある。

欠点はiPhoneと比較して良く言えばカジュアル、悪く言えば安っぽいこと。もともと価格が違うし、マテリアルを吟味して作ってあるiPhoneとの質感が違うのは当然のこと。あとはアプリの数がiOSやAndroidに比べてまだまだ少ないことだろうか?といっても不便と言うほどでもないけれど。

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